テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、久々に復帰した玉川徹氏と俳優・石原良純氏の激論が白熱。スタジオが一時険悪な空気に包まれたが、司会の羽鳥慎一アナウンサーが冷静かつユーモアを交えた“神フォロー”で場を和ませた。この一連のやりとりがSNSで拡散され、「さすが羽鳥さん」「空気を読む力がすごい」と話題を集めている。
論争の発端と“緊張走る”スタジオ
10月20日放送の「モーニングショー」では、国会議員の定数1割削減と歳費削減をテーマに討論が行われた。6日から夏休みを取っていた玉川徹氏(61)が2週間ぶりに登場。番組の冒頭から持論を展開し、石原良純氏(63)と激しく意見を交わした。
両者の議論は徐々にヒートアップし、パネル上の4テーマのうち2つを残したまま放送時間が迫る緊迫した展開に。視聴者からも「スタジオの空気がピリついてる」「石原さんも玉川さんも一歩も譲らない」とリアルタイム投稿が相次いだ。
羽鳥慎一が放った“神フォロー”の一言
そんな中、司会の羽鳥慎一アナ(54)が柔らかな口調で「やっぱり玉川さんが夏休みから帰ってくるとこうなるんだな」と発言。笑いを誘う絶妙な“中和トーク”で、スタジオに笑顔が戻った。
玉川氏も「ちょっとね、2週間分のエネルギーが溜まっちゃった」と笑いながら応じ、羽鳥が「でしょ、ほんとに〜」と返す場面も。険悪ムードが一気に和らぎ、ネット上では「羽鳥さんのフォロー力すごい」「あの空気を救った」と称賛が広がった。
・玉川徹氏が2週間ぶりに復帰し、石原良純氏と激論
・議論がヒートアップし、スタジオに緊張ムード
・羽鳥慎一アナが“神フォロー”で空気を和ませる
・SNSで「羽鳥さんの人間力」と話題に
視聴者・SNSの反応と広がる共感
X(旧Twitter)上では「やっぱり羽鳥さんはプロ」「あの場の空気を一瞬で変える力がすごい」「玉川さんのテンションも羽鳥さんのフォローで和んだ」といったコメントが多数投稿された。
一方で、「意見がぶつかるからこそ番組が面白い」「討論の質を下げずにまとめる羽鳥さんの腕前は本物」と、番組構成そのものを評価する声も多かった。
メディア専門家が語る「司会者の力量」
メディア評論家の間でも、今回の一件は注目を集めている。テレビジャーナリズム研究家の中村氏は「議論が激しくなると、司会者が空気を読めずに混乱するケースが多いが、羽鳥氏は両者を立てつつ自然に笑いへと導いた。彼の“間”の取り方は秀逸」と分析する。
また、番組制作関係者も「羽鳥さんは事前打ち合わせの段階から“本音討論を歓迎するが、視聴者に不快感を与えない線引きを重視している”」と語っており、その姿勢が今回の柔軟な対応につながったようだ。
今後の番組への影響と期待
「モーニングショー」は、政治や社会問題を扱う報道系番組の中でも、感情的な討論が注目を集めやすい。今回の放送はその象徴的な回となり、視聴率も上昇傾向にあるとみられている。
テレビ関係者は「議論の熱量とフォロー力の両立が求められる中で、羽鳥アナは安定感を見せた。今後の番組進行においても“安心して見られる報道番組”として評価が定着するだろう」と期待を寄せている。
FAQ
Q1:玉川徹氏はなぜ2週間休んでいたの?
A:番組の夏休み期間中だったためで、10月6日から休暇を取っていました。
Q2:今回の議論のテーマは何だったの?
A:「国会議員の定数削減と歳費削減」を中心とした政治的テーマでした。
Q3:視聴者の反応はどうだった?
A:「空気を変えた羽鳥さんすごい」「討論として見応えがあった」と肯定的な声が大半を占めました。
玉川徹氏の復帰で熱を帯びた「モーニングショー」は、羽鳥慎一アナの“神フォロー”によって見事に軟着陸。激論と調和の両立を見せた今回の放送は、改めて「羽鳥ブランド」の信頼性を浮き彫りにした。