今田美桜 事務所が、3億円訴訟トラブル報道

今田美桜事務所が3億円訴訟トラブル、何が起きたのか

2025年6月、大手芸能プロダクション「ケイダッシュ」傘下の田辺音楽出版が、今田美桜の所属事務所である「コンテンツ・スリー」に対して約3億円の報酬支払いを求める訴訟を東京地裁に起こしていたことが『デイリー新潮』の報道で明らかになりました。

問題の核心は、今田美桜のCM出演料の一部を田辺音楽出版に支払うという“口約束”に近い取り決めでした。デビュー当時、田辺音楽出版関係者がキャスティングに尽力していたため、CM契約の3割を同社に支払う慣習があったといいます。しかし、約4年前からコンテンツ・スリーが直接契約に切り替え、2024年夏に突然「3割支払いの終了」を通告。これまで支払われていなかった約3億円を巡って対立が決定的になった形です。

今田美桜ってどんな人？プロフィールと経歴

今田美桜（いまだ みお）は1997年3月5日生まれ、福岡県出身。2013年に地元福岡で「福岡ご当地アイドル」として活動を開始し、2016年に上京。2017年のドラマ『民衆の敵』で注目を集めると、2018年の『花のち晴れ』でブレイク。透明感あふれる美貌と親しみやすいキャラクターで瞬く間に国民的女優の座へ駆け上がりました。

2025年現在、CM契約数は驚異の15社。日本モニター「2025上半期タレントCM起用社数ランキング」では女性3位にランクイン。まさに「CM女王」の呼び名にふさわしい存在です。

過去に似た事務所トラブルはあった？芸能界の類似事例

芸能界では事務所間の金銭トラブルは決して珍しくありません。過去には能年玲奈（現・のん）さんの独立騒動や、沢尻エリカさんの移籍を巡る損害賠償請求など、大手事務所同士の対立が裁判に発展した例が多数あります。

特に「デビュー時の恩義」を巡るトラブルは根深く、口約束が原因で裁判沙汰になるケースも少なくありません。今田美桜さんのケースも、まさにその典型と言えるでしょう。

事務所は「事実と異なる点が多い」と完全否定

報道後、コンテンツ・スリーは公式に以下のようにコメントを発表しました。

広告主様や各代理店様には、これまでと変わらずに温かいご支援を賜っております。一方でご存知の通り、事実関係と相違する点が散見されている記事が一方的に報じられており誠に遺憾でございます。

事務所側は「事実と異なる報道が多い」と強く反発。現在もCM各社からの信頼は揺らいでいないと強調しています。

今田美桜の現在の芸能活動と仕事状況

2025年は大活躍の年となっています。

• 大河ドラマ『べらぼう』出演
• 映画『劇場版 転生したらスライムだった件』ヒロイン役（声優）
• 15社CM契約継続中
• 第76回NHK紅白歌合戦 紅組初司会（大抜擢！）

特に紅白司会は、彼女のキャリアにおける最大の晴れ舞台と言えるでしょう。

SNSの反応は？ネット民の声

X（旧Twitter）では以下のような声が上がっています。

• 「美桜ちゃん本人は悪くないのに可哀想…」
• 「事務所同士の揉め事でイメージダウンするの理不尽すぎる」
• 「紅白司会決まった直後にこれってタイミング悪すぎ」
• 「でも3億円って金額がデカすぎてビビる」

大多数が今田美桜本人への同情ムードで、事務所批判の声も目立ちます。

今後の活動に影響はあるのか？専門家の見解

芸能ジャーナリストは「既存のCM契約には即座の影響はない」としながらも、「新規契約に関してはスポンサーが慎重になる可能性がある」と指摘。特に「クリーンイメージ」が最大の武器である今田美桜さんにとって、こうしたネガティブ報道は痛手となり得ます。

ただし、紅白司会という“国のお墨付き”を得たことで、一定の信頼は維持されるとの見方が強いようです。