俳優の斎藤工さんが、自身の芸能活動の原点について意外な過去を明かし、大きな話題を呼んでいます。実は彼、20代の頃はハロプロのコンサート会場で警備アルバイトに明け暮れていたというのです。端正なルックスで知られる実力派俳優が、なぜステージではなく客席の最前線でロープを握っていたのでしょうか。そこには、現在の彼を形作る「エンターテインメントの真理」が隠されていました。本記事では、斎藤工さんとアイドルの不思議な縁、そして新作映画への想いを紐解きます。あなたも彼のストイックな魅力の理由を知りたくありませんか?
この記事の要点
- 斎藤工が20代にハロプロのコンサートで警備員(整備スタッフ)をしていたと告白
- ファンの「オジさん」たちの熱量や生命力が、自身の演技や芸能活動の原点になった
- Netflix映画『This is I』で、性別適合手術に挑む主人公を支える医師役を熱演
- はるな愛の著書をベースにした物語で、アイドルの夢と再生を描く
斎藤工が告白した「ハロプロ警備員」という意外な下積み
2月9日、都内で行われたNetflix映画『This is I』の試写会イベントに登壇した斎藤工さんは、自身の20代を「アルバイトに明け暮れていた」と回想しました。中でも印象深い仕事として挙げたのが、ハロー!プロジェクト(ハロプロ)のコンサート会場での整備スタッフです。
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大柄な体格を活かし、ステージ最前列で観客を抑制するためのロープを持つ担当だったという斎藤さん。背後で繰り広げられるアイドルのパフォーマンスを見ることは許されず、常に目の前の観客と向き合い、安全を確保する過酷な業務でした。しかし、その環境こそが、彼にとって最高の「表現の教科書」になったといいます。
「オジさんの体温」から学んだエンターテインメントの真髄
斎藤工さんは、当時の様子を実演を交えながら熱っぽく語りました。「最初は『何だ、これ?』と思っていた」と正直な胸の内を明かしつつも、コンサートが盛り上がるにつれて変化していく会場の空気に衝撃を受けたそうです。
「ここに生きがいを感じているという生命力を感じた。それは僕の目の前にいた客席のオジさんのおかげ。あの人の体温が、僕の芸能活動にずっと生きている」と語るその言葉には、有名無名に関わらず、熱狂を生み出す側としての深い敬意が込められていました。アイドルの汗やファンの熱気、その空間そのものが斎藤工という俳優の血肉となっていることが伺えます。
モデルから俳優へ、苦労人・斎藤工の経歴と家族
現在は「セクシーな俳優」「実力派映画監督」としての地位を確立している斎藤工さんですが、そのキャリアは決して平坦ではありませんでした。10代でモデルとして活動を開始し、海外を放浪。その後、俳優に転身しましたが、長く芽が出ない時期を経験しています。
映画制作会社に勤めていた父の影響もあり、幼少期から映画に囲まれて育った彼にとって、現場の最底辺とも言える「警備員」の仕事で見た景色は、虚飾のない人間の本質を捉える機会だったのでしょう。自身の家族やバックボーンを大切にしながらも、泥臭い下積みを肯定する姿勢が、多くのファンに支持される理由の一つです。
「いかつい」役作りと変幻自在の演技力
今回のイベントでは、劇中の役作りとして「眉なし・刈り上げ・蛇のタトゥー」という衝撃的なビジュアルも公開されました。普段の穏やかな斎藤さんからは想像もつかないような「いかつい」姿ですが、これもまた「人を驚かせ、心を動かす」というエンタメ精神の表れです。
かつてハロプロの現場で「人を夢中にさせる力」を肌で感じた経験があるからこそ、彼は自らのイメージを壊すことを恐れません。観客が何を求め、どうすれば熱狂してくれるのか。その感覚は、20代の頃に握っていたあの1本のロープを通じて、すでに養われていたのかもしれません。
Netflix映画『This is I』での挑戦と役どころ
2月10日より世界独占配信されるNetflix映画『This is I』は、はるな愛さんの半生や実在の医師の物語をベースにした野心作です。斎藤工さんが演じるのは、当時タブー視されていた性別適合手術に真摯に向き合う医師・和田耕治役。
「アイドルになりたい」という夢を持つ主人公ケンジの葛藤と再生を描く本作において、斎藤さんの役どころは物語の精神的支柱となります。アイドルを目指す者、そしてそれを支える者の情熱を描く本作において、彼の「ハロプロ警備員時代」の経験は、キャラクターにさらなる深みを与えているに違いありません。
SNSの反応:驚きと共感の嵐
このエピソードが報じられると、SNSでは瞬く間に大きな反響を呼びました。
- 「斎藤工がハロプロの警備員だったなんて!会場のどこかにいたかもしれないと思うと胸熱」
- 「ファンのオジさんから学んだっていうのが工さんらしくて素敵。視点が独特すぎる」
- 「あんなイケメン警備員がいたら、逆にステージに集中できない(笑)」
- 「下積みを宝物だと言い切れる強さが、今の活躍に繋がってるんだな」
特にハロプロファン(通称:ハロヲタ)の間では、「俺たちの情熱が斎藤工を育てた」といった好意的なコメントが多く見られました。
今後の展望:俳優、そして表現者として
斎藤工さんは現在、俳優業だけでなく映画監督や移動映画館の主宰など、活動の幅を広げ続けています。今回の「アイドルへの敬意」を感じさせる発言からは、彼が今後さらに「観客との距離」を大切にした作品作りをしていくことが予見されます。
『This is I』の配信を皮切りに、世界に向けて日本の表現を発信していく彼。かつてハロプロの会場で感じた「生命力」を武器に、次はどのような感動を私たちに届けてくれるのでしょうか。彼の進化は止まりそうにありません。
よくある質問(FAQ)
Q:斎藤工が警備をしていたのはいつ頃ですか?
A:自身の20代の頃と語っています。当時は俳優としての活動の傍ら、様々なアルバイトを掛け持ちしていた時期です。
Q:どのグループのコンサートにいたのですか?
A:具体的なグループ名は明かされていませんが、「ハロプロさんの会場」と言及しており、当時のモーニング娘。や松浦亜弥さんらの全盛期であった可能性があります。
Q:新作映画『This is I』はどこで見られますか?
A:Netflixにて世界独占配信されています。
まとめ
斎藤工さんの原点が「ハロプロのコンサート警備員」という意外な場所にあったことは、多くのファンに驚きと感動を与えました。最前線でファンと向き合い、その「生命力」を肌で感じた経験こそが、彼を唯一無二の俳優へと成長させたのです。新作映画『This is I』で見せる彼の魂の演技も、その延長線上にあるのでしょう。下積み時代を糧に輝き続ける彼の活躍から、今後も目が離せません。

