バルセロナは2025年5月15日、エスパニョールとのダービーマッチを2対0で制し、2年ぶり28回目のラ・リーガ制覇を成し遂げました。
この勝利により、ハンジ・フリック監督の就任初年度で、バルセロナはスペイン国内のタイトルを再び手中に収めました。
本記事では、今シーズンのバルセロナの動向に加え、フェルミン・ロペス選手のがなぜ注目されているのか、その魅力を一緒に探ってみましょう。
優勝を決めた試合の流れ

エスパニョールとのダービーは序盤から激しい攻防が続きました。
前半はエスパニョールが数回の決定機を作ったものの、バルサの堅守とGKの好セーブで得点は許さず、スコアレスで折り返します。
均衡を破ったのは後半53分。右サイドからカットインしたラミン・ヤマルが左足でゴールネットを揺らすミドルシュートを放ち、先制点をもたらしました。
その後、試合終盤にはエスパニョールDFカブレラがヤマルへのファウルで退場となり、数的優位に立ったバルセロナは後半アディショナルタイム、フェルミン・ロペスが冷静に追加点を挙げて勝利を決定づけました。
試合結果と得点者
🎉 バルセロナがラ・リーガ王者に返り咲き! 🎉
🆚 エスパニョール 0-2 バルセロナ
【ゴール速報】
⚽ 53分:ヤマルがゴールで先制!
⚽ 後半アディショナルタイム:フェルミンがダメ押し!
🏆 バルセロナが伝統のバルセロナ・ダービーでライバルを撃破!
2年ぶり通算28回目の優勝をつかみ取りました!
今季バルセロナの軌跡
新体制で臨んだ2024-25シーズン、バルセロナはリーグ序盤から好調を維持。
1月にはスーペルコパ・デ・エスパーニャを制し、さらにコパ・デル・レイでもレアル・マドリードを破って二冠を達成しました。
チャンピオンズリーグでは惜しくも準決勝敗退となったものの、直前のエル・クラシコではレアルに打ち勝ち、チームは確実に勢いを増していました。
勝利を決定づけた若手 フェルミン・ロペスとは

勝負を決定づけた追加点を決めたのが、背番号16のフェルミン・ロペスです。
アンダルシア州ウエルバ県出身のスペイン人MFで、FCバルセロナ育成出身。攻撃的MFとして知られる彼は、両足を使いこなすテクニックと、鋭いミドルシュートを武器に頭角を現しました。
フェルミンさんは視野の広さ、戦術理解力、豊富な運動量でも知られ、状況に応じてウイングや偽センターフォワードとしても機能する柔軟性を持っています。
ボールを持ったときのクリエイティブなプレーだけでなく、守備時の献身的な姿勢も評価されており、クラブからの信頼は厚く、トップチーム昇格後は一貫して背番号16を着用しています。
今後のスケジュール
バルセロナは5月18日にホームでビジャレアルと対戦予定。その後、6月にはFIFAクラブワールドカップ2025が控えており、国内王者として世界に挑む準備が進んでいます。
フェルミン・ロペス選手の魅力と成長の軌跡

FCバルセロナの中盤に新風を吹き込む若き才能、フェルミン・ロペス選手。トップチームに定着しつつある彼のプレースタイルや背番号、国籍など、気になる情報を整理してご紹介します。
フェルミン・ロペスはどんな選手
フェルミン・ロペス選手は、スペインの名門クラブであるバルセロナのトップチームでプレーするミッドフィールダーです。
ボールを持ったときの冷静さ、的確なパス、そして何よりも中盤から果敢にゴールに絡む攻撃的センスが光ります。
特に目を引くのは、ドリブルとシュートの判断力の高さです。前線に飛び出すタイミングも絶妙で、守備から攻撃への切り替えにおいても高い意識を持っています。
🗣️バルサファンの声
「イニエスタやシャビのようなタイプではなく、ゴール前で勝負するスタイルが新鮮。次世代バルサを担う逸材です!」
若手でありながら、自信に満ちたプレーが特徴で、既にいくつかの重要な試合で得点も記録しています。
バルセロナの16番
この番号は、かつてセルジ・ブスケツ選手などが身に付けていた伝統ある番号でもあります。
クラブからの期待も大きく、16番は単なる番号ではなく、バルサの中盤を託された選手である証です。
🗣️現地記者の分析
「背番号16はロペスのために用意されたポジション。中盤から前線をつなぐバルサの心臓としての役割が期待されています」
フェルミン・ロペスの国籍

フェルミン・ロペス選手の国籍はスペインです。彼はアンダルシア州のウエルバ県にある「エル・カンピージョ」という町で育ちました。
スペイン代表の各年代別代表にも選出されており、今後フル代表入りも期待されています。スペイン国内では「ラ・マシア」出身の選手としても注目されています。
フェルミン・ロペスの歴代背番号
シーズン | クラブ | 背番号 |
---|---|---|
24/25 | FCバルセロナ | 16 |
23/24 | FCバルセロナB | 11 |
23/24 | FCバルセロナ | 16 |
23/24 | FCバルセロナ | 32 |
🎙️本人のコメント(インタビューより抜粋)
「16番は自分にとって特別な番号。この番号に恥じないプレーを見せたいです」
まとめ
- バルセロナは、2025年5月15日のダービーでエスパニョールに2対0で勝利
- これにより2年ぶり、通算28度目のラ・リーガ優勝を達成
- 得点はヤマルのミドルとフェルミンの追加点によるもの
- ハンジ・フリック監督の下で、今季2冠を達成し、チームは盤石の強さを見せた
- 背番号16のフェルミン・ロペスは、創造力豊かな攻撃的MFとして存在感を発揮
- 次はFIFAクラブワールドカップで、世界一を目指す