ダウンタウンDX終了の理由を読売テレビ社長が明かす

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32年間にわたって愛され続けたバラエティ番組「ダウンタウンDX」が2025年6月26日に終了し、多くのファンに衝撃を与えました。


読売テレビの松田陽三社長が9月24日の記者会見で、番組終了の経緯と理由を初めて詳しく明かしました。


ダウンタウンといえば、松本人志さんと浜田雅功さんの息の合ったボケとツッコミで数々の名場面を生み出してきた関西を代表するお笑いコンビです。なぜこの看板番組は終了することになったのでしょうか。


その背景には何があったのか、あなたも気になりませんか?

目次

ダウンタウンDX終了発表の詳細

読売テレビの松田陽三社長は24日に開催された社長会見で、「ダウンタウンDX」終了の経緯について詳しく語りました


。まず同社長は「32年間の長期間支えていただいた。感謝の言葉しかございません。読売テレビの看板番組を続けていただいた」とダウンタウンに対する感謝の気持ちを表明。

番組終了の直接的な理由について、松田社長は「ダウンタウンのボケとツッコミの面白さが番組最大の売り物。


松本さんが活動休止され、浜田さん一人でMCをされたが、浜田さんも一時休養。代役MCを立てたが『やはりダウンタウンDXは2人のボケとツッコミがないと成立しない番組だ』という声があった」と説明しました。

番組終了の要点

  • 32年間続いた読売テレビの看板番組が2025年6月26日に終了
  • 松本人志の活動休止が主な理由
  • 浜田雅功も一時休養し、代役MCでは成立しないと判断
  • 吉本興業との「あうんの呼吸」で終了を決定
  • 最終回には松本・浜田ともに出演せず

ダウンタウンの経歴と番組への貢献

ダウンタウンは1982年に結成された関西を代表するお笑いコンビで、松本人志さん(1963年9月8日生まれ)と浜田雅功さん(1963年5月11日生まれ)の2人組です。


1992年から始まった「ダウンタウンDX」は、彼らの代表的な冠番組として多くの視聴者に愛され続けてきました。

番組では毎回様々なゲストを迎え、松本さんの独特な視点でのボケと浜田さんの的確なツッコミが絶妙なコンビネーションを見せていました。


特に「DXデラックス」のコーナーでは、ゲストの意外な一面や秘話を引き出し、視聴者を楽しませてきました。

松本人志の活動休止と番組への影響

2024年1月から松本人志さんが活動を休止したことが、番組終了の決定的な要因となりました。

松田社長は会見で、松本さんの活動休止が長期にわたったことが終了につながったかという問いに対し「その認識で結構です」と明確に答えています。

浜田雅功さんが3月10日に芸能活動の一時休養を発表したことについては、番組終了に直接関係していないと説明。


しかし、2人揃っての出演が困難になったことで、番組の核となる要素が失われたと判断されました。

吉本興業との協議と終了決定の経緯

番組終了の決定は、ダウンタウンが所属する吉本興業と読売テレビの長期間にわたる協議の結果でした。


松田社長によると「吉本興業さんから『どうしますか?』『終了するとして、後継番組をどうしますか』などと長期間にわたって話をさせていただいた」とのこと。

最終的に「吉本興業さんとの話し合いで、4月より前の段階で『6月に番組を終了するかな』という結論に達した」と説明。両者の「あうんの呼吸」での決定だったことが明らかになりました。

最終回の放送内容と制作スタッフの思い

6月26日に放送された最終回では、松本人志さんも浜田雅功さんも出演しませんでした。この点について松田社長は「番組制作に関してはスタッフが一生懸命考えて最善の番組をつくることだけを考えていた」とコメント。

32年間の長期番組の締めくくりとして、制作スタッフは2人の出演なしでも視聴者に満足してもらえる内容を目指したとされています。番組を支え続けたスタッフの苦悩と努力がうかがえる状況でした。

今後のダウンタウン起用番組の可能性

今後、読売テレビがダウンタウンを起用した番組を制作するかどうかについて、松田社長は「今のところ、話はございません」と述べるにとどめました。


しかし、完全に可能性を否定したわけではなく、将来的な復活の余地は残されているとも解釈できます。

また、松田社長は松本さんが昨年12月のインタビューで「ダウンタウンチャンネル(仮称)で活動したい」と述べたことに触れ、「ネットで(再)スタートを切るのかなという形に感じた。


吉本興業さんも、そういう形だと(説明したと)記憶しております」と説明しました。

ファンやSNSでの反応

番組終了の発表以来、SNSでは多くのファンから惜しむ声が上がっています。

「32年間お疲れ様でした」「ダウンタウンDXがない木曜日なんて考えられない」といった感謝のコメントや、「いつか復活してほしい」という期待の声も多く見られます。

特に長年視聴してきた40代から50代のファンからは、青春時代の思い出と重ね合わせたコメントが多数投稿されており、番組が多くの人にとって特別な存在だったことが改めて証明されています。

今後の展望と業界への影響

32年続いた看板番組の終了は、関西のバラエティ番組界に大きな影響を与えています。

読売テレビでは後継番組の検討も進められているとみられますが、ダウンタウンDXのような長寿番組を生み出すのは容易ではありません。

一方で、松本さんが言及した「ダウンタウンチャンネル」のような新しい形での活動が実現すれば、従来のテレビ番組とは異なる新しいエンターテイメントの形を見ることができるかもしれません。

よくある質問(FAQ)

Q: ダウンタウンDXはいつから放送されていましたか?
A: 1992年から2025年6月26日まで、32年間にわたって放送されました。

Q: 番組終了の主な理由は何ですか?
A: 松本人志さんの活動休止により、ダウンタウン2人でのボケ・ツッコミが成立しなくなったためです。

Q: 今後復活の可能性はありますか?
A: 読売テレビ社長は「今のところ話はない」としていますが、完全に否定はしていません。

まとめ

32年間愛され続けた「ダウンタウンDX」の終了は、松本人志さんの活動休止が主な要因でした。


読売テレビと吉本興業の長期協議の末、2025年6月26日に幕を閉じることとなりました。

番組の核となるダウンタウン2人のボケ・ツッコミが成立しない状況では継続が困難と判断された一方で、将来的な新しい形での活動の可能性も示唆されています。


多くのファンにとって特別な存在だった番組の終了は時代の節目を感じさせますが、2人の今後の活動に期待が寄せられています。


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