広末涼子がTBSに抗議、165km報道に賛否どっち？

女優・広末涼子さんがTBSに正式な抗議文を送付したことが話題になっています。きっかけは、深夜バラエティ番組内の「165kmクイズ」での扱いにありました。放送局の姿勢と芸能人の権利、報道の自由と名誉保護のバランスが問われる今回の騒動。あなたはどう感じますか？

ニュース本編（何が起きたか）

2025年10月4日に放送されたTBSの特番『オールスター後夜祭’25秋』のクイズコーナーにて、「時速165キロを出したことがないのは？」という設問が登場。複数の選択肢の中に、広末涼子さんの名前が含まれていました。

この問題は、今年4月に広末さんが新東名高速道路で大型トレーラーと衝突事故を起こした際に「時速165kmで走行していた」と報道された背景をネタにしたものとみられています。

番組放送後、広末さんの所属事務所は10月6日付でTBSに対して内容証明を送付。名誉毀損および不適切な扱いに対する謝罪と名誉回復措置を求めました。TBSは公式サイト上で謝罪コメントを発表しました。

背景や家族・経歴・人物情報

広末涼子さんは1990年代に「MajiでKoiする5秒前」で歌手デビューし、以後、ドラマ・映画に出演する国民的女優として活躍してきました。

私生活では3児の母であり、芸能活動との両立に注目が集まる一方、過去には幾度かスキャンダルにも見舞われました。真面目な一面と自由な気質のギャップが、世間からの評価を分ける要因ともなっています。

目撃談や具体的描写

事故当時、広末さんが乗っていた車は大破し、相手のトレーラーにも影響が及んだと報じられています。

現場の目撃者からは「かなりのスピードで走っていたようだ」という証言もありますが、正確な速度については未だ確定しておらず、テレビ番組での「165km」発言は、推測や報道をそのままネタにした形と見られています。

芸能活動・仕事状況

広末さんは事故以降、表立った芸能活動を控えており、テレビ出演や新作の発表も限定的な状況です。

所属事務所は「名誉を著しく毀損する行為」として、今回のTBSの放送を重大視しており、今後のテレビ局との関係性にも影響を及ぼす可能性があります。

SNSの反応

SNSでは次のような意見が交錯しています。

《事故をネタにするのは不謹慎》
《本人の気持ちを考えるべき》
といった広末さんへの同情的な意見がある一方で、
《ネタとして受け流せないのか？》
《本人も重大な過失をしたのでは》
といった冷ややかな声も一定数見られます。

要点まとめ
・TBSバラエティ番組でのクイズ内容に対し、広末涼子が正式抗議
・「165kmで走行」報道を題材にした点が問題視
・TBSは謝罪するも、SNSでは賛否両論が拡大
・捜査中の案件を扱う報道姿勢が問われている

今後の展望

今回の件は、タレントとメディアの関係性に一石を投じたと言えるでしょう。

「報道」と「バラエティ」の境界線や、本人の名誉を守ることと視聴者の興味を引く演出のバランスが、今後より厳しく問われる可能性があります。

広末さん側が法的措置に踏み切る可能性や、TBSが再発防止策をどう打ち出すかも注目されます。