※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。
アルタミラピクチャーズが破産手続き開始
2024年10月8日、映画製作会社アルタミラピクチャーズ(東京都渋谷区)が、東京地方裁判所から破産手続き開始の決定を受けた。 『Shall we ダンス?』『ウォーターボーイズ』『がんばっていきまっしょい』などを手がけてきた老舗制作会社だ。
同社は1990年代以降、オリジナル企画のヒットで知られたが、近年はヒット作に恵まれず経営が低迷していた。 負債総額はおよそ1億円前後とみられる(帝国データバンク・文春オンライン報道による)。
主演予定はSnow Manの目黒蓮
アルタミラが再起をかけて準備していたのは、日本映画界の巨匠小津安二郎の若き日を描く作品だった。 原作は児島秀樹氏による小説『おーづせんせい』(徳間書店)。 当時18歳の小津が、三重県松阪市の山あいの小学校で代用教員として過ごした1年間を題材にしている。
この作品で主演に決まっていたのが、Snow Manの目黒蓮。 監督は『Shall we ダンス?』などで知られる周防正行氏が務める予定だった。 映像ファンの間では「名コンビ復活」と話題になっており、完成を心待ちにしていた声も多い。 もし公開されていれば、話題作として多くの視聴者を魅了していたことだろう。
なお、こうした映画やドラマの話題に触れるたびに“芸能人愛用品”にも注目が集まる。
最近では俳優やアーティストが愛用する高級時計がSNSで話題になることも多い。
もし自宅に眠っているブランド時計があるなら、今が査定のチャンスだ。
【ユニバーサルバリュー】では、ロレックス・オメガ・タグホイヤーなどの高級時計を全国から無料査定・買取中。
信頼と実績のある時計買取専門サービスだ。
クランクイン直前で降板、製作中止に
文春オンラインの報道によると、映画は2024年8月にクランクインを予定していたが、その約1カ月前に目黒蓮が降板を申し出た。 その後、製作は中止となった。
アルタミラの桝井省志社長は取材に対し、「私の経営の失敗」としつつも、「主演俳優がクランクイン1カ月前にドタキャンしたことが引き金」と説明している。 なお、目黒の所属事務所STARTO ENTERTAINMENTは、週刊文春の問い合わせに対し、期限までに回答を出していない。
SNS・世間の反応
X(旧Twitter)上では、「そんな事情があったのか」「制作側も本人もつらかったはず」といった反応が多数投稿された。 ファンからは「本人を責めるべきではない」との擁護が目立つ一方で、「制作体制のリスク管理にも課題があったのでは」といった意見も出ている。
破産に至った背景
アルタミラピクチャーズは、独立系映画会社として企画力と人脈を強みにしてきたが、制作費の高騰や配信主流化の波に苦しんでいた。 今回の作品中止により、主要出資元からの資金回収が困難となり、資金繰りが限界に達したとみられている。
破産後も桝井氏は「周防監督との信頼関係は今も変わらない」とコメントしており、将来的な再起を模索しているとされる。
・アルタミラピクチャーズが2024年10月に破産
・目黒蓮主演予定の小津安二郎映画が製作中止
・社長「主演俳優の降板が引き金」と証言
・所属事務所はコメントせず
・SNSでは「構造的課題」との声も
A:『Shall we ダンス?』『ウォーターボーイズ』などを製作した映画会社で、2024年10月に破産手続き開始。
Q2:目黒蓮はどんな映画に出演予定だった?
A:脚本家・児島秀樹氏の小説『おーづせんせい』を原作とする小津安二郎の青春時代を描いた作品。
Q3:降板の理由は明らかになっている?
A:詳細な理由は非公表。制作会社側は「1カ月前の降板が影響」と説明。
Q4:監督は誰?
A:『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』などを手掛けた周防正行監督。
Q5:ファンや業界の反応は?
A:「本人を責めるべきではない」「制作環境の改善が必要」といった意見が多く見られる。