目黒蓮『SHOGUN2』出演裏側と七人の支援者

『SHOGUN 将軍』シーズン2出演の経緯

11月18日に発表された目黒蓮の『SHOGUN 将軍』シーズン2出演。エミー賞18冠、ゴールデングローブ賞も制した史上最高峰の時代劇リメイク作品だ。真田広之が主演兼プロデューサーを務め、世界190カ国以上で配信され大ヒットしたシーズン1に続く続編に、日本人キャストとして抜擢されたのは極めて異例。

目黒自身がコメントで「今年に入ってオーディションに参加させて頂けることとなって、映像を送ったりアメリカのチームの方とのオーディションを行って、念願のSHOGUNへの参加が決まって本当に夢のようです」と語るように、本人にとっても悲願のプロジェクトだった。

11月24日放送の『ウルトラタクシー』（TBS系）では、木村拓哉が「とんでもないビッグニュースを耳にしたけど、まだ言えない」と前置きし、「“GOめめ！”って感じになりますよ」と意味深に発言。目黒が驚く姿が映し出され、視聴者の間で大きな話題となった。

工藤静香の“猛プッシュ”が決め手になった？

関係者によると、工藤静香はディズニープラスの関係者と太いパイプを持ち、木村家の自宅にも招いたことがある目黒を高く評価。「ぜひ起用してほしい」と直接推薦したという。木村拓哉も独自の情報網で出演を早くから知っており、共演番組で匂わせ発言をした背景には妻の動きがあった可能性が高い。

静香の推薦は単なる“コネ”ではなく、目黒の実力と人柄をしっかりと見極めた上での行動だったと言える。

佐藤浩市・真田広之ラインの強力バックアップ

現在放送中の日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』で佐藤浩市と共演中の目黒。北海道ロケでは妻夫木聡とともに3人で食事に行くなど親交を深めている。佐藤は真田広之と長年の盟友であり、「アメリカにいる真田さんに“目黒をよろしく”と伝えているはず」と関係者は証言する。

大竹しのぶが体調不良報道を一蹴

昨年7月期『海のはじまり』で共演した大竹しのぶは、目黒が体調不良で1週間休養した際に一部で報じられた“スタッフとの確執”を自身のラジオで完全否定。「そんなこと絶対にない」と断言し、目黒の演技力と人柄を絶賛。役者としての体調管理法もアドバイスしているという。

演技の基礎を築いた『滝沢歌舞伎』時代

2013年の『滝沢演舞城』で初舞台を踏み、2019年からはSnow Manとして主演。歌舞伎アドバイザーの市川右團次に教わった所作は、『SHOGUN』のオーディションでも大いに活きたはずだ。

同じく滝沢歌舞伎で苦楽を共にしたラウールとは「俳優を頑張りたい」「モデルを頑張りたい」と互いに高め合ってきた。先にパリコレデビューのラウールに刺激を受け、目黒も世界進出のタイミングを虎視眈々と狙っていた。

二宮和也の前例がSnow Man8人活動を後押し

嵐・二宮和也は2006年『硫黄島からの手紙』出演時に一時活動休止。今回の撮影10か月間もSnow Manは8人で活動するが、二宮の前例があったからこそ決断できたと関係者は語る。

SNSの反応は？

発表直後からX（旧Twitter）では「#目黒蓮SHOGUN」が日本トレンド1位に。ファンからは「静香さんが推してくれたの泣ける」「真田さんと並ぶ姿が見られるなんて夢みたい」「めめの世界進出おめでとう！」など祝福の声が殺到。一部では「コネ疑惑」も出たが、大半は「実力あってこそ」と擁護する意見が目立つ。

今後の展望

2026年1月から約10か月の海外撮影を経て、間違いなく日本を代表する国際派俳優へと成長するだろう。Snow Manとしての活動も並行して継続する予定で、グループと俳優業の両立という新たなモデルケースになる可能性も高い。