SKY-HIに未成年深夜呼び出し報道！真相は？

報道された事実：17歳少女を深夜に自宅呼び出し

12月19日、週刊ポストが衝撃的なスクープを報じました。芸能プロダクション「BMSG」の代表を務めるSKY-HI（本名：日高光啓）氏が、アイドル活動を行う未成年の少女Aさん（17歳）を深夜に複数回自宅に呼び出していたというものです。

報道によれば、Aさんは東京・港区にある日高氏の超高級マンションに、24時を過ぎた深夜に訪問することが複数回あったとされています。週刊ポストは実際にAさんが夜道を歩いて日高氏の自宅に向かう姿を撮影しており、関係者への取材も行っています。

Aさんの知人であるXさんの証言では、Aさんは周囲に「日高さんと会えるの嬉しい」「よく呼んでもらうんだ」と話していたといいます。Aさんは日高氏を心から尊敬しており、恋心のようなものを抱いていた可能性も指摘されています。

編集部はAさんと日高氏のLINEのやり取りを複数入手しており、関係者の確認で日高氏のLINEであることが特定されています。そこには深夜に複数回、Aさんを自宅に呼び出すメッセージが残っていたとのことです。

SKY-HI日高光啓氏のプロフィールと経歴

日高光啓氏は1989年生まれの39歳。2005年に人気ダンス&ボーカルグループ「AAA」のメンバーとしてメジャーデビューし、ラップ・ボーカルとして活躍しました。「SKY-HI」名義でのラッパーとしてのソロ活動でも高い評価を得ています。

音楽活動と並行して、2019年に芸能プロダクション「BMSG」を自ら立ち上げました。ボーイズグループオーディション「THE FIRST」を主催し、そこから誕生した「BE:FIRST」は2022年から連続でNHK紅白歌合戦に出演。日高氏のプロデュース手腕は業界内外で高く評価されるようになりました。

2024年には「No No Girls」というオーディション番組からガールズグループ「HANA」が誕生し、こちらも紅白歌合戦初出場が決定しています。若いアーティストに道を示す”お父さん”のような存在として、業界の希望と評される実業家です。

BMSGの公式サイトでは「現時点小学生1年生以上～18歳以下対象」として新規練習生を募集しており、未成年のアーティストの卵を預かることが日高氏の主要な仕事となっています。

2人の関係が始まった経緯とやり取りの詳細

Aさんと日高氏の接点が生まれたのは2023年夏頃、Aさんが高校1年生の時だったとされています。知人Xさんの証言によれば、Aさんは「日高さんとDMでやりとりしたの」とこっそり明かしていたといいます。

当時すでに芸能活動を行っていたAさんにとって、憧れの日高氏からのメッセージは「隠していられないくらい嬉しい出来事」だったようです。Aさんは周囲に「わたし実は、日高さんと会ってるんだよね」と嬉しそうに話していました。

その後、Aさんは日高氏の港区の自宅に通うようになり、その時間は「24時を過ぎた深夜」であることも多かったとのこと。Aさんはよく日高氏とのLINEメッセージを周囲に見せており、週刊ポストはそれらの複数のやり取りを入手しています。

知人Xさんは「Aちゃんはまだ高校生ですし、実年齢よりずっと幼く見えるので夜に繁華街を歩くだけでも危険です。何度も港区にある日高さんの自宅に深夜に呼ばれるなんて言うので心配で……」と懸念を示しています。

日高氏本人の回答：「軽率で誤解を招く行動」

週刊ポストの取材に対し、日高氏側は「軽率で誤解を招く行動」であったことを認める回答をしています。これは日高氏が今回の報道内容について、少なくとも部分的には事実であることを認めたものと解釈できます。

ただし、具体的にどのような目的で未成年者を深夜に自宅に呼んだのか、どのような会話や活動が行われていたのかについては、現時点で詳細な説明は公表されていません。

「軽率」という表現からは、日高氏自身も行動の不適切さを認識していることがうかがえます。一方で「誤解を招く」という言葉には、違法行為や不適切な関係ではなかったという主張も含まれている可能性があります。

芸能プロダクション代表という立場で、未成年者を深夜に自宅に呼ぶ行為が社会的にどう受け止められるか、という視点が欠けていたことは確かでしょう。

過去のプロデュース論との矛盾と倫理観の問題

日高氏はこれまで、若手アーティストの育成について透明性と健全性を重視する発言を繰り返してきました。BMSGのオーディション番組では、練習生たちの成長過程を公開し、フェアな審査を行うことで視聴者の信頼を得てきました。

しかし今回の報道は、そうした公の姿勢とは異なる、密室での個人的な関係性を示唆するものです。たとえ音楽指導やキャリア相談が目的だったとしても、未成年者を深夜に自宅に呼ぶという方法は、透明性や健全性の観点から疑問が残ります。

プロデューサーと未成年アーティストという力関係の非対称性も見逃せません。Aさんが日高氏を「心から尊敬」し「恋心のようなもの」を抱いていたという証言は、この関係性の危うさを物語っています。

業界関係者の中には「仮に違法行為がなかったとしても、倫理的な問題は大きい」という声もあります。プロデューサーとしての影響力を持つ立場で、未成年者との適切な距離感を保てていなかったという批判は避けられないでしょう。

芸能界における未成年育成の構造的課題

今回の問題は、日高氏個人の行動に留まらず、芸能界全体が抱える構造的な課題を浮き彫りにしています。

芸能界では小学生や中学生からアイドルやタレントとしての活動を始めることが一般的です。BMSGも「小学1年生以上～18歳以下」を対象に練習生を募集しており、未成年の育成は事業の中核を成しています。

しかし、未成年者の保護と育成を両立させるためのガイドラインや監視体制は、業界全体で十分に整備されているとは言えません。個人事務所や小規模プロダクションでは、経営者やプロデューサーの裁量に委ねられる部分が大きく、チェック機能が働きにくい構造になっています。

海外では、未成年タレントの労働時間管理や教育機会の保障、大人との接触に関する厳格なルールが設けられている国もあります。日本の芸能界も、未成年者保護のための業界標準を整備する必要性が高まっているのではないでしょうか。

SNSやネット上の反応：賛否両論が交錯

この報道を受けて、SNS上では様々な反応が見られます。

批判的な意見としては「39歳の大人が17歳の少女を深夜に自宅に呼ぶなんてありえない」「プロデューサーとしての立場を悪用している」「違法でなくても倫理的に問題」といった声が多数上がっています。特に、未成年者の保護者からは強い懸念が示されています。

一方で「詳細が分からないうちに批判するのは早計」「音楽指導だった可能性もある」「本人が『軽率』と認めているなら、今後の対応を見守るべき」という慎重な意見もあります。

BE:FIRSTやHANAのファンからは「グループに影響が出ないか心配」「せっかく紅白出場が決まったのに」という困惑の声も聞かれます。アーティスト本人たちは今回の件とは無関係であり、彼らの活動が不当に妨げられるべきではないという指摘もあります。

業界関係者の間では「これを機に業界全体で未成年保護のルールを見直すべき」という前向きな議論も始まっています。

紅白歌合戦への影響と今後の展望

12月31日に開催されるNHK紅白歌合戦には、BMSGが手掛ける「HANA」が初出場する予定です。この晴れ舞台を控えたタイミングでの報道に、関係者は頭を抱えていることでしょう。

現時点でNHK側から出場辞退を求める動きは報じられていませんが、今後の展開次第では何らかの影響が出る可能性も否定できません。ただし、HANAのメンバー自身は今回の件とは無関係であり、彼女たちの努力や才能が正当に評価されるべきという声も強くあります。

日高氏個人としては、今後詳細な説明や謝罪を行うのか、BMSGの代表職を続投するのか、といった点が注目されます。企業のガバナンスやコンプライアンスが重視される現代において、適切な対応が求められるでしょう。

長期的には、この問題が芸能界における未成年者保護のあり方を見直すきっかけになる可能性もあります。業界全体でガイドラインを策定し、透明性の高い育成環境を整備することが、持続可能な芸能産業の発展につながるのではないでしょうか。

※本記事の情報は12月19日時点のものです。最新の情報は公式発表をご確認ください。